去年の春ごろ、そろそろバックパックを買い替えようと思っていた。
通勤にも使いたいし、月2〜3回くらい行く近所の低山ハイキングにも使いたい。できれば一個で両方こなせるやつがいい。グレゴリーとかオスプレーとか、名前は知ってるブランドをいくつか調べてみたんだけど、値段を見て毎回「うーん」ってなった。安くても2万、ちゃんとしたやつだと3〜5万くらいする。毎日使うんだから多少高くても、と思う気持ちはあるけど、なかなか踏み切れなかった。
そんな話を職場でしてたら、先輩に「ワークマンってバックパックも出てるらしいよ」って言われた。ワークマンって作業着とか安全靴とか、あとせいぜい防水ジャケットくらいのイメージしかなかった。バックパック?って感じだったけど、ちょうど通勤路に店舗があったので、帰りにちょっと寄ってみた。
実際に手に取ったら、想像よりずっとしっかりしてた。縫い目が雑とか、生地がペラペラとか、そういうことがない。値段は4,900円だった。
「ダメだったらまあしょうがない」くらいの気持ちでレジに持っていった。
あれからもう1年。今も毎日同じバックパックを使っている。

買ったのはどのモデルか
フィールドコアシリーズの30L。色はオリーブグリーンにした。黒とネイビーもあったけど、なんとなくグリーンが気分だった。それだけの理由。
スペックをざっくりメモしておくと:
- 容量:30L
- 素材:ポリエステル(撥水加工)
- 重量:約680g
- 収納:メイン、フロント、サイド×2、天面
- 背面:メッシュパッド
- 付属品:レインカバー
レインカバーが最初からついてるのはありがたかった。山って午後から急に天気が崩れることがよくあるし、レインカバーって単品で買うと地味に千円以上したりする。

1年使ってよかったこと
背負い疲れがそこまでない
正直、ここが一番心配だった。安いバックパックって肩紐が薄くて、荷物を入れて長時間歩くと肩に食い込んでくる、というのを経験したことがあったから。
使ってみたら、背面のメッシュパッドがわりとちゃんと機能してた。夏の通勤で30分歩いても、背中が汗でぐちゃぐちゃになることはなかった。13インチのノートPCと弁当と着替えを入れて1日過ごしても、肩が「もう無理」ってなることはなかった。
ウエストベルトはないし、ショルダーハーネスも細かい調整はできない。でも普段使いの範囲では全然困らなかった。

雨でびしょ濡れにならなかった
ある日、傘を持たずに出かけて、駅から家まで雨の中を10分歩くはめになった。
帰って確認したら、外側はほとんど水を弾いてた。中のPCも無事。これはちょっと驚いた。
大雨に長時間当たったら話は別だと思うけど、急な雨くらいなら普通に耐えてくれる。登山のときはレインカバーをつけてるので、そっちはもっと安心。
ポケットが思ったより使いやすい
安いバックパックって、なぜかポケットが変な場所についてたり、入れたいものが入らなかったりすることがある。このバックパックはそういうストレスがなかった。
財布とモバイルバッテリーはフロントポケット、ICカードと鍵は天面ポケット、水筒はサイドポケット。気づいたらこの定位置が自然に決まって、1年経った今も同じ使い方をしてる。
サイドポケットがストレッチ素材になっていて、500mlのペットボトルは余裕で入る。1Lのナルゲンボトルもギリギリだけど入った。地味だけどこれは助かってる。

雑に使えるのがいい
高いバックパックって、汚れたり傷がついたりするたびに少し気になる。
4,900円だとそれがない。泥だらけで山から帰ってきても、ざっと水で流して干しておけばそれで終わり。この気楽さは思ったより大事だった。から帰ってきても、「まあいいか」と思える。この気楽さ、意外と大事だと気づいた。
気になったこと、正直に書く
見た目は「安い」とわかる
質感というか、細かいパーツの仕上がりを見ると、やっぱり安さは出てる。ファスナーのプルの部分とか、ロゴ周りとか。
一緒にハイキングに行った友人に「それワークマン?」と即バレした。別に恥ずかしくはないけど、ブランドものに見せたい人や、見た目に強いこだわりがある人は気になるかもしれない。
重い荷物を入れると少し頼りない
8kg、10kgと荷物が増えてくると、背中との密着感が弱くてちょっと「ぐらつく」感じがする。構造的にフレームがないので、仕方ない部分もある。
日帰りハイキングレベルなら全然使えるけど、テント泊や重装備が必要な山行には向いてないと思う。そういう用途ならやっぱりちゃんとした登山用バックパックを買った方がいい。
カラーが3色しかない
オリーブ、黒、ネイビー。それだけ。もう少し選択肢があればいいのに、とは思う。

1年後、バックパックの今の状態
せっかくなので現状を報告する。
外側に目立った破れや傷はない。ファスナーは引っかかりなくスムーズに動く。背面パッドのへたりは今のところ感じない。肩紐のほつれもなし。
撥水加工は購入直後よりは少し弱まった気がする。でもまだちゃんと水を弾く。
4,900円のバックパックが1年以上問題なく使えているので、個人的には十分すぎる結果だと思っている。
どんな人に向いているか

使ってみて感じたのは、こういう人に合うと思う:
向いている人
- 通勤・通学で毎日使いたい人
- 日帰りハイキングや軽めのキャンプを始めたい人
- 高いバックパックを買う前にまず試してみたい人
- 旅行のサブバッグが欲しい人
- コスパ優先で選びたい人
向いていない人
- 本格的な登山や重装備のキャンプをする人
- ブランドや見た目にこだわる人
- 細かいフィッティング調整が必要な人
ワークマンのバックパックの代わりになるものを探している方へ
ワークマンの実店舗が近くにない、またはオンラインで手軽に購入したいという方向けに、AmazonやRakutenで入手できる代替候補をまとめた。
比較表
| 商品名 | 容量 | 購入先 |
|---|---|---|
| ワークマン 防水 リュック アーバンライトバックパック 大容量 38L | 38L | Amazon / Rakuten |
| ワークマン アーバンライトバックパック ZAL01(管理番号 66954) | 記載なし | Rakuten |
| [RAKEE] リュック バックパック カジュアルリュック 大容量 通学 | 大容量 | Amazon / Rakuten |
各商品について
① ワークマン 防水 リュック アーバンライトバックパック 大容量 38L
防水性能を重視しながら38Lという大容量を確保したモデル。通勤・通学から日帰りのアウトドア活動まで幅広い場面での使用を想定して作られている。
② ワークマン アーバンライトバックパック ZAL01(管理番号 66954)
ワークマン公式の型番・管理番号が明記されているモデルで、楽天の正規取り扱い店舗などで流通していることがある。店舗在庫がない場合や特定モデルを指定して探したい場合の選択肢になる。
③ [RAKEE] リュック バックパック カジュアルリュック 大容量 通学
ワークマンブランドにこだわらず、同価格帯でカジュアルなデザインのバックパックを探している方向けの選択肢。通学・日常使いを中心に設計されており、AmazonおよびRakutenで入手できる。
※上記リンクは検索ページに遷移します。在庫状況や取り扱い状況は時期によって異なる場合があります。購入前に各販売ページにて最新情報をご確認ください。

まとめ
ワークマンのバックパック、買って後悔したかというと、全くしていない。
むしろ「もっと早く買えばよかった」と思っている。悩んでいた数ヶ月間に払っていた精神的コストの方が高かった気がする。
もちろん限界はある。本格登山には向かないし、ブランドの満足感は得られない。でも「バックパックに荷物を入れて背負う」という基本的な機能は、4,900円でもちゃんと果たしてくれる。
初めてのバックパックに、サブバッグに、ワークマンはかなりいい選択肢だと思う。
この記事は実際の使用体験をもとに書いています。個人の感想なので、使い方や体型によって感じ方は変わる可能性があります。
