KEEN WK400 レビュー|1年間履き続けてわかった本当の実力【ウォーキングシューズ比較あり】

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KEEN WK400 レビュー|1年間履き続けてわかった本当の実力【ウォーキングシューズ比較あり】

ウォーキングシューズを買い替えようとしてネットで調べると、どこを見ても「軽くて歩きやすい」という言葉ばかりが並んでいる。それって結局何も教えてくれていないのと同じだと思う。

去年の春、私はKEEN WK400を買った。特に深く考えて選んだわけじゃない。検索していたら何度か目に入って、見た目が気に入って、KEENなら品質は大丈夫だろうという感覚で決めた。

それから1年。通勤に使い、週末の散歩に使い、旅行先でも使った。毎日のように履いていたら、このシューズがどういうものかだいぶわかってきた。万能ではない。でも私の生活にはわりとちょうどよかった。

そのあたりを正直に書いていく。


目次

KEEN WK400ってどんなシューズか

KEEN WK400 レビュー メンズ ウォーキングシューズ

KEENはアメリカ・オレゴン州のブランドだ。アウトドア系で有名で、つま先を保護するデザインのサンダルを見たことがある人も多いと思う。

WK400はそのKEENが作ったウォーキング専用モデル。ランニングシューズでもスニーカーでもなく、「歩くこと」に絞って作られている。

スペックとしては4mmドロップ(かかととつま先の高低差が少ない)、メッシュアッパー、EVAミッドソール。価格は15,000〜17,000円前後。

ただ数字よりも、実際に履いたときにどう感じるかのほうが大事だと思うので、そっちを中心に書いていく。


買った理由

KEEN WK400 履き心地 詳細レビュー 日本

それまで履いていたのはランニングシューズだった。クッションは良かったけど、見た目がいかにも「スポーツしてます」という感じで、仕事帰りにそのまま食事に行くと少し浮いた。

かといってビジネスシューズは長時間歩くと足が痛い。その中間になるものを探していた。

「通勤 歩きやすい シューズ」みたいなキーワードで調べていたら、WK400が何度か出てきた。見た目がシンプルで、派手なロゴもない。これならいけると思って買った。

以前KEENのサンダルを何年か使っていて、品質に対して悪い印象がなかったのも後押しになった。


最初に履いたときの話

KEEN WK400 KEEN.CURVE ソール クローズアップ

届いて箱を開けたとき、まず手に持って「あ、軽い」と思った。

アウトドアブランドのシューズだからもっとしっかりした重さがあると思っていた。片足280g前後(27cm)というのは、持ち上げるとちょっと拍子抜けするくらいの軽さだ。

色はネイビー×グレーにした。落ち着いていて、変に主張しないデザイン。個人的にはかなり好みだった。

履く前にソールを手で曲げてみると、前足部がスムーズに動く。固くない。でもフニャフニャでもなくて、程よいテンションがある。この時点で「悪くなさそう」という感触はあった。


歩いてみてどうだったか

KEEN WK400 長時間歩いてみた 使用レビュー

最初の数日

新しいシューズって最初に靴擦れが起きることが多い。特にかかとや小指あたりが当たって、慣れるまでに時間がかかる。

WK400はそれがほとんどなかった。初日から普通に歩けた。足に変な当たりがなくて、歩いていて気を使わなくていい感じ。

重心の移動がすごく自然だった。かかとから着地してつま先で蹴り出す動作を、別に意識しなくてもできる感じ。これが4mmドロップの効果なのかどうかはよくわからないけど、歩き方が自然になった感覚はあった。

10kmくらい歩いたとき

週末に川沿いを10km歩いた。

最初の1時間くらいは本当に快適だった。足裏への衝撃が少なくて、どんどん歩ける。私は扁平足気味で長時間歩くと足の裏が痛くなりやすいのだが、このときはそれがなかった。

10km手前あたりで、つま先のあたりにじわっとした疲れが出てきた。痛みじゃなくて、「そろそろ休みたいな」という感覚。ランニングシューズのぶ厚いクッションと比べると、そこは正直劣る。でもこの距離でこの疲れ方なら悪くないと思った。

旅行で1日歩き続けた日

京都旅行で、推定18〜20kmくらい歩いた日にWK400を履いていた。

15kmを超えたあたりから足裏のクッションが薄く感じてきた。「もう少しクッションがあれば」と思ったのは正直なところだ。

ただ翌日、思ったより足の状態が良かった。筋肉痛はあったけど、足の裏が痛いとかマメができたとかそういうトラブルは何もなかった。1日20km近く歩いてこれなら、十分じゃないかと思う。


通勤で使い続けてわかったこと

KEEN WK400 アッパー素材 ディテール レビュー

私の通勤は電車と徒歩で、1日の歩行量は往復5〜6km程度。

蒸れにくいのは本当だった。 夏場、以前のシューズでは足の匂いが気になっていたのだが、WK400に変えてからはそれがほぼなくなった。メッシュ素材が通気性を確保しているのが効いていると思う。

雨の日は水が染み込んでくる。 これは使い始めてすぐに気づいた。メッシュなので当然といえば当然なのだが、少し油断していた。今は雨の日は別のシューズにしている。KEENにはWaterproof仕様もあるので、雨の日も使いたい人はそちらを選ぶべきだ。

見た目については、職場のカジュアルな雰囲気には全然なじんだ。ジーンズやチノパンとの相性がいい。スーツには合わないが、そもそもそういう用途のシューズではないので問題ない。


1年後の状態

KEEN WK400 東京 店舗 試着レビュー

1年間、週5日ペースで履き続けた今の状態を正直に書く。

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アッパーのメッシュは、目立った破れや穴はない。ただうっすら汚れが染み込んできた感じはある。水で軽く洗うとだいぶきれいになる。

クッションは、買ったときより少し薄くなった感覚はある。「明らかにへたった」とまでは言えないが、新品と比べると確実に変わっている。10〜15%くらい沈み込みが減った感じ。

アウトソールはかかとの摩耗が一番進んでいる。まだ底が抜けるレベルではないが、あと半年〜1年で買い替えかなという状態。

1年使ってこれなら、耐久性については合格だと思っている。


サイズ感について

KEEN WK400 街歩き 旅行用 ウォーキングシューズ

私は普段27cmで、WK400も27cmを選んでちょうどよかった。

つま先に少し余裕があって、指が詰まらない。横幅は標準的な足幅なら問題ないと思う。ただ幅広の足の人は少し窮屈に感じるかもしれない。

通販で買う場合は普段のサイズで大丈夫だと思うが、幅広の人は0.5cm上も選択肢に入れたほうがいい。可能であれば一度試し履きしてから買うのが確実だ。


他のシューズと比べると

KEEN WK400 防水モデル 比較 レビュー

ランニングシューズと比べると、クッション性は劣る。でもその分、歩行時の接地感がある。地面の感覚がわかりやすいというか、足をしっかり使って歩いている感じがする。

一般的なスニーカーと比べると、機能面では明らかに上だ。同じ距離を歩いたときの疲れ方が違う。

同価格帯だとニューバランスのウォーキングシューズやアシックスのウォーキングラインと比べられることが多いと思う。それらと比べてKEEN WK400が特に優れていると感じたのはデザインの落ち着き方と通気性だ。逆にクッションの厚さで選ぶなら他のブランドのほうが上かもしれない。


向いている人・向いていない人

こういう人には合うと思う

  • 通勤や日常使いでそれなりの距離を歩く人
  • 見た目がスポーティすぎないシューズを探している人
  • 足が蒸れやすくて困っている人
  • 10〜15kmくらいのウォーキングをする人

こういう人には向いていないかもしれない

  • 雨の日も同じシューズで通したい人(防水仕様のモデルを選ぶべきだ)
  • 毎週20km以上歩くような本格的なウォーカー(クッションが物足りなくなってくる)
  • 幅広の足の人(窮屈に感じる可能性がある)
  • ランニングにも使いたい人(これはウォーキング専用と割り切って作られている)
  • スーツスタイルに合わせたい人(デザイン的に無理がある)

まとめ

1年間履き続けて思うのは、「このシューズは正直だな」ということだ。

クッションが厚くて何でもカバーしてくれる、みたいな感じではない。でも歩き方が自然になって、長時間歩いた翌日の疲れが残りにくい。派手な機能はないけど、毎日使うものとして信頼できる。

気になる点を挙げるとすれば、防水性のなさと、20km超えの長距離でのクッション不足くらいだ。でも普通の通勤や週末の散歩レベルなら、この1年で不満を感じたことはほとんどなかった。

値段は安くない。でも1年使ってまだ現役で、品質が落ちたという感覚もそこまで大きくない。コスパとして悪くないと思っている。

もし「通勤にも使えて、週末も歩けるシューズが欲しい」と思っているなら、WK400は十分候補に入れる価値がある。ただ雨が多い地域に住んでいたり、本格的な長距離ウォーキングが目的だったりするなら、別のモデルも一緒に検討したほうがいい。

私はしばらくこれを使い続けると思う。次に買い替えるときも、まずKEENを見ると思う。それくらいの満足度はある。

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