正直に言います。私、810sのサイズ選びで一度盛大にやらかしています。
最初にKITCHEを買った時、「まあNikeと同じサイズで大丈夫やろ」と思って27.0cmをポチったんです。届いた瞬間、試し履きして「あ、これデカい」と即悟りました。歩くたびにかかとが微妙に浮く、あの嫌な感覚。返品手続きの面倒くささと、自分への軽いがっかり感。
あの経験があったから、今はモデルごとのサイズの違いをかなり細かく把握できています。この記事はその失敗の産物です。
「810sってサイズ感どうなの?」と検索しているあなたに、私が実際に履いて感じたことをできる限り正直に書きます。
そもそもなんで810sを買ったのか

きっかけはInstagramで流れてきた一枚の写真でした。白いシンプルな靴、でも見たことないシルエット。調べたら「ムーンスター 810s」というブランドで、看護師や料理人が履く職業用シューズをデザインし直したものだと知りました。
「職業用シューズ?なんか面白いな」と思って、そのままKITCHEをカートに入れました。価格は6,000円台。「これで失敗してもまあいいか」という値段感も後押しになりました。
で、届いたKITCHEを履いてみて気づいたのが最初に書いたサイズ問題です。そこから「次は絶対に失敗しない」と決めて、今ではHOSP、MARKE、STUDENも手元にあります。結果的にコレクターみたいになってますが、そのおかげでモデルごとのサイズ感の違いがかなり分かってきました。
810sが「大きめ」な本当の理由

よく「810sはサイズが大きめ」と言われます。これは本当なんですが、もう少し正確に言うと「大きめというより、ゆとりの設計思想が違う」という感じです。
Nikeのスニーカーって、足にピタッとフィットする感覚を重視してますよね。足を包み込むような設計。でも810sのベースになっているのは、看護師が12時間立ちっぱなしで履いたり、料理人が厨房でガンガン動き回る靴です。そういう使い方だと、足が疲れてむくんでも快適に履けることが最優先になる。
だから最初から「余裕」が設計に組み込まれているんです。
これを理解してから「810sはサイズが大きい靴」じゃなくて「810sは余裕のある設計の靴」と捉えると、サイズ選びの判断がしやすくなります。
モデル別サイズ感レビュー(正直に書きます)

HOSP(ホスプ)
正直、このモデルが一番サイズ選びが難しかったです。
かかとを踏んでスリッパみたいに履けるのがHOSPの特徴なんですが、それが逆にサイズ感の難しさに繋がっています。ホールド感がもともと弱い設計だから、少しでもサイズが大きいと歩くたびに靴がパコパコする。これが想像以上に気になります。
私の場合、普段Nikeで27.5cmですが、HOSPは26.0cmでやっとジャストでした。最初に26.0cmを手に取った時は「これ絶対小さいやろ」と思ったんですが、履いてみたら全然普通。むしろ26.5cmだと歩いた時に少し浮く感覚がありました。
目安:普段サイズから1.0cm〜1.5cmダウン
ただしこれは私の足の場合なので、幅広の方はまた変わってくるかもしれません。

KITCHE(キッチェ)
私が最初に買って失敗したモデルです。だからこそ一番詳しく語れます。
27.0cmを買って大きかったので、26.5cmに買い直しました。今は26.5cmで毎日のように履いています。革靴みたいに「馴染んで伸びてくる」ことはほぼないので、最初から快適に感じるサイズを選ぶことが本当に大事です。
アッパーが合成皮革で硬いので、横幅がきついと結構しんどい。でも幅は810sの中では広めの作りなので、幅広の方でも0.5cmダウンで問題ないことがほとんどだと思います。私は幅がやや広い方ですが、26.5cmで全然大丈夫でした。
目安:普段サイズから0.5cm〜1.0cmダウン

MARKE(マルケ)
これはちょっと特殊な事情があります。サイズ展開が1cm刻みなんです。26cmの次が27cm。26.5cmがない。
私は27.0cmを選びましたが、正直26.5cmが欲しかった。27.0cmだと少し余裕があって、最初は歩きにくく感じました。今はインソールを入れて対処しています。
ラバー素材は絶対に伸びません。ここ重要です。「きついけどそのうち馴染むだろう」は通用しません。逆に「少し大きいけどインソールで調整しよう」は全然ありです。だからMARKEで迷ったら、大きめを選んでインソール追加が正解だと思っています。
目安:迷ったら大きめ+インソールで調整
STUDEN(スチューデン)
810sの中では一番スニーカーに近い感覚です。ジョギングタイプのシルエットで、他のモデルに比べると足をしっかりホールドしてくれます。
私は27.0cmで快適に履けています。普段27.5cmのNikeからすると0.5cmダウン。810sの中では「比較的ふつうのサイズ感」という印象です。
ただそれでもNikeより余裕はあります。「大きすぎて困る」という感じではないですが、「ピタッとフィット」も求めない方がいいです。
目安:普段サイズから0.5cmダウン、または同じサイズ

他ブランドと比べた時のサイズ感(私の場合)
あくまで私個人(普段Nike 27.5cm、やや幅広)の経験です。参考程度に見てください。
| ブランド・モデル | 普段のサイズ | 810sで選んだサイズ |
|---|---|---|
| Nike Air Force 1 | 27.5cm | 26.5cm(KITCHE) |
| Adidas Stan Smith | 27.0cm | 26.5cm(KITCHE) |
| New Balance 574 | 27.5cm | 26.5cm(STUDEN) |
| Converse All Star | 27.5cm | 26.0cm(HOSP) |
Converseユーザーはまだましで、Nikeユーザーは結構思い切ったサイズダウンが必要になることが多いです。
ネットで買う人へ:私が実践している3つのこと
夕方の足のサイズを基準にする
朝と夕方では足のむくみ方が違います。810sはもともと長時間使用を想定した設計なので、朝の状態でサイズを考えると「ちょっと大きいかも」と感じやすいです。夕方以降の足の状態を基準にした方が、実際の使用感に近くなります。
素材の伸びには期待しない
合成皮革もラバーも、基本的に伸びません。「なんとなくきついけど、そのうち馴染むかな」という判断は810sでは危険です。試着できる場合は、最初から快適に感じるサイズを選ぶ。それが全てです。
インソールを最初から視野に入れる
810sって5,000〜8,000円くらいで買えるので、1,500円のインソールを追加しても全然トータルコストは安いです。特にMARKEみたいにサイズ展開が粗いモデルは、インソールで調整することを前提に考えると選択肢が広がります。私はMARKEにDr.SchollのGelインソールを入れていますが、フィット感が全然違います。
810sを履き続けて気づいたこと

サイズさえ合えば、この靴は本当にいい靴です。
耐久性はかなり高い。厨房や病院で毎日使うことを想定して作られているので、普通の外出で使う分には全然へたりません。KITCHEは2年近く履いていますが、ソールもアッパーも思ったより全然いい状態です。
あと、「ちょっと野暮ったい」くらいのシルエットが、今のファッションにハマりやすい。スリムなパンツに合わせても変に主張しすぎないし、ワイドパンツに合わせたらなんかいい感じになる。この絶妙なバランスが好きです。
弱点を挙げるなら、KITCHEは夏に蒸れます。合成皮革は通気性が低いので、真夏に長時間歩くと足が蒸れてくる。これだけは正直しんどいと感じることがあります。
去年の8月、丸一日外出した日にKITCHEを履いていったんですが、帰宅した時の足の状態がなかなかひどかった。別に臭いとかではなく、ただひたすら蒸れて疲れている感じ。「今日これ選んだのは失敗だったな」と思いながら靴を脱いだのを覚えています。
夏場は素直にSTUDENか、メッシュ素材の別の靴にした方がいいです。KITCHEは春・秋・冬のシューズだと割り切って使っています。それを理解して使えば、不満はほぼゼロです。
100円ショップのムーンスター 810s のコードは共通の代替品をAmazonと楽天で探す

810sが気になっているけど、まずは似たカテゴリの選択肢も見ておきたいという人のために、オンラインで入手できる関連製品をまとめておく。
比較一覧
| 製品名 | カテゴリ | Amazon | 楽天 |
|---|---|---|---|
| MOONSTAR 810s ET001 KITCHE | 厨房・日常兼用 | 見る | 見る |
| [JSWEI] キッチンシューズ 厨房サンダル | 厨房専用 | 見る | 見る |
| MOONSTAR 810s ET027 MARKE MODI | レインシューズ・日常兼用 | 見る | 見る |
MOONSTAR 810s(ムーンスター エイトテンス) ユニセックス大人 810s / ET001 KITCHE
厨房シューズをルーツに持つモデルで、白いミニマルなシルエットが特徴。職場でも街でも浮かない見た目なので、仕事帰りにそのまま外出するような使い方にも対応している。ユニセックス展開で、サイズ幅も比較的広い。
[JSWEI] キッチンシューズ 厨房サンダル
厨房での使用に特化したサンダルタイプ。油や水が飛びやすい環境での滑り止めや、長時間立ち仕事での足への負担軽減を主な目的として作られている。810sのようなファッション性は持たないが、現場での実用性を純粋に求めるなら選択肢に入る。
MOONSTAR 810s(ムーンスター エイトテンス) ユニセックス大人 810s / ET027 MARKE MODI
作業用ゴム長靴をベースにしたMARKEのバリエーションモデル。雨の日や水回りでの使用を想定した防水性が軸にあるが、バックルのデザインで見た目はかなり都市的にまとまっている。季節を問わず使えるが、特に梅雨〜秋口にかけて出番が多くなりやすいタイプ。
まとめ:結局810sのサイズ選びはどうすればいい?

長々と書いてきましたが、最後にシンプルにまとめます。
基本の考え方はこれだけです。
- HOSP: 普段より1.0cm〜1.5cmダウン
- KITCHE: 普段より0.5cm〜1.0cmダウン
- MARKE: 迷ったら大きめ+インソールで調整
- STUDEN: 普段より0.5cmダウン、または同サイズ
ただ、これはあくまで私の足(やや幅広、Nike 27.5cm)を基準にした話です。足の形は人それぞれ違うので、可能であれば実店舗で一度試着することを強くおすすめします。ムーンスターの直営店や、取り扱いのあるセレクトショップに在庫があれば、実際に履いてから買う方が絶対に後悔しないです。
どうしてもネット購入しか選択肢がない場合は、まず0.5cmダウンから試してみてください。それで大きく感じたら次は1.0cmダウン。「思ったより小さかった」という失敗よりも「少し大きい」の方がインソールで対処できる分、まだマシです。
私みたいに「同じサイズで大丈夫やろ」という雑な判断で買うのだけは、やめておきましょう。あの返品手続きの面倒くささは、もう二度と経験したくないです。
